戸建てのメリット・デメリット

住宅の価値の変動

住宅の価値の変動

住宅の価値の変動 戸建てのデメリットとしてまず挙げられるのが、住宅の価値の変動があるといった点です。
一般的には戸建ては資産性があると言われていますが実は必ずしもそうではなく、その資産性は安定していないのが実情です。例えば高級住宅街で戸建てを購入した場合、その資産価値は高いといったイメージがありますが、その住宅街で地震など災害に見舞われた場合には一気に資産性は下落してしまいます。犯罪が起きた場合にも同様の傾向となります。このように資産性が安定しているというわけではない点に注意が必要です。
また草むしりや周辺の清掃など維持管理が必要であるという点もデメリットとして挙げられます。
特に庭付きの戸建ての場合には庭に生えている草花の手入れを常にしなければなりません。前面道路に落ち葉があったりタバコなどが捨てられている場合には、それらを取り除く必要があります。景観を維持する必要があるため、こうした負担も短所と言えます。

修繕費用の貯蓄も必要

修繕費用の貯蓄も必要 戸建ては購入すればその後に資産価値が残る点などのメリットはありますが、良い部分だけではなくデメリットも存在します。
例えば住み始めた戸建ての新築は内装も外装も綺麗で心地良いですが、10年や20年になると壁紙や塗装の剝がれ、酷い場合はシロアリなど様々な問題が発生するでしょう。その際には自分でリフォームする修繕費用の貯蓄も必要です。
戸建てを購入する際のローンの支払いが残る中で将来的に掛かって来る家を守るための費用を考えると、戸建てよりもマンションの方が安い場合も充分にあり得ます。
家を購入する際には住んでから先のことを考えることも重要で、家族の稼ぎでローンを返していくのがやっとであればローンを組む前に修繕に掛かる費用の目安も計算することや、万が一の自然災害や放火事件などに備えて貯蓄を行ってから計画的に購入しましょう。
特に自分が気を付けていても自然災害や放火に関しては防ぎようがなく、保険に加入していても自腹で修繕することが殆どです。